ムーミンベーカリー&カフェ@ラクーア

8月最後の日、8月2回目のムーミンカフェ。
今度は東京ドームシティ(ついラクーアって言っちゃうのね)の、ムーミンベーカリー&カフェのほう。
こっちは何度か来たことあるけど、何度来ても和む。
ベーカリーっていうぐらいなので、食べ放題のパンが豊富&美味しい。

今回はノッポさんみたいな帽子のムーミンと相席だった(^^)
パパじゃないよ↓

夏だから「第四間氷期」

『第四間氷期』は夏になると読むことにしている。「ブループリント」が本当に好きなんだ。

今回読んで気付いたのは、作品のテーマの〈現在と未来の断絶〉〈未来による現在の断罪〉が、311以降の社会にとってはより今日的なテーマになってるということ。
あまり単純に図式化するのも違うんだろうけど、311以前を「現在」以降を「未来」として考えてみると、あとがきからの以下の引用は鮮やかだと思う。

日常の連続感は、未来を見た瞬間に、死ななければならないのである。未来を了解するためには、現実に生きるだけでは不充分なのだ。日常性というこのもっとも平凡な秩序にこそ、もっとも大きな罪があることを、はっきり自覚しなければならないのである。

おそらく、残酷な未来、というものがあるのではない。未来は、それが未来だということで、すでに本来的に残酷なのである。その残酷さの責任は、未来にあるのではなく、むしろ断絶を肯んじようとしない現在の側にあるのだろう。

『榎本武揚』も再読しないと。

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宮武外骨「面白半分」

宮武外骨。松沢呉一さんの本で知った人。有名らしいけど不勉強な自分は知りませんでした。
で、知ってしまったからには読みたくなる経歴をお持ちの人なので、とりあえず一冊ということで『面白半分』を購入。

目次と本文眺めただけだけど、面白そう。でもこういう徹底した反権力の人は今の時代に必要だよね、ホント。

山田誠二「ゴジラ大全集」

特撮本買い戻し強化月間。『ゴジラ大全集』
このタイトルの本は何種類もあるけど、これは95年にデータハウスから出たポスター集。

何種類かの地方版を除いて、別段珍しいポスターが載ってるわけではないけど、大判で印刷も綺麗なので当時の印刷の色ズレなんかまで確認できる。
80年代以降の作品の扱いが軽い。どうしたって図版としての面白味に欠けるし、まぁしょうがないか。

「ファンタスティックコレクションスペシャル 世界怪獣大全集」

特撮本買い戻し強化月間。
だけどこれは買い戻しじゃなくて、ずっと探してたけどそれなりの値段なのでなかなか手が出なかったもの。
ファンタスティックコレクションスペシャル『世界怪獣大全集』

ファンコレとは名乗っていても怪獣図鑑なので、珍しいスチールもあるものの資料的価値はそこそこ。「世界」と言いつつ日本の怪獣に8割ぐらいのページを割いている。
このへんの情報は前にどこかのブログで見て知っていた。それでも欲しかったのにはワケがあって、子供の頃の刷り込みがモノを言っている。

平成VSシリーズ後半の時期にケイブンシャから出てた『ゴジラマガジン』、この4号の特集が「ゴジラを読む」というもので、新旧のムックや関連書籍がリストアップ、レビューされていた。リストのほうは今見るとちょっと無理があるというか、とても全出版物はフォローできなかったんだなという気がするけど、このレビューのほうは小学生の頃、ホントに読み込んだ。

特撮関連の蔵書なんて図書館に行ってもタカが知れてるし、ヤフオクもまだなかった。古本屋で運良く巡り会うぐらいしか入手の術はなかったわけで、ここに載っている古い本にも過剰な期待を持ってしまった。

その後何冊かはヤフオクで入手して、期待以上の内容だったり期待ハズレだったり。やっぱりモノは探してるうちが一番楽しいのかもしれないと思う。

それにしてもこの本、同じコロッサス編の『大特撮』ほどではないにしろ、後期ゴジラやガメラシリーズ全般に対しては相当辛口。意外だったのは東宝フランケン二部作で、これも着ぐるみの出来やなんか酷評されている。
全体に〈怪獣は怖くあらねばならない。初代ゴジラこそ絶対〉という強迫観念に満ちていて、こういう機運があっての復活ゴジラだったんだなと再確認。これじゃ作り手もやりづらかったはずだ。

H・P・ラブクラフト「ダニッチの怪」

ここんとこずっと『魔女の家の夢』を読んでたけど、全然入り込めないし冗漫なので放っぽりだして、『ダニッチの怪』を読了。
これ、ずっと「ダンウィッチ」で記憶してたのに、発音に忠実に書くと「ダニッチ」なの…?

もう全集も5巻読んでるので新鮮さはない。
ワンパターンなのが良くも悪くもこの人の個性だ。でも本作はダニッチ山中をさまよう怪物の描写が怪獣映画のノリで楽しい。
佐野史郎がラヴクラフトの世界観と初期の東宝特撮の世界観をオーバーラップさせて語るのも本作や『ダゴン』を読むとよくわかる。
闇夜に家が押し潰されるなんて昭和29年の『ゴジラ』そのままである。

ただ結末が尻すぼみというかご都合主義というか。そのへんも50年代B級SFっぽいと好意的解釈もできるが、やっぱりイマイチではある。

その後のクトゥルフ神話体系にとっては重要でも、作品自体の完成度はそんなでもないと思う。

新潮カセットブック「R62号の発明 ドラマタイズ」

ずっと探してたけどなかなか見つからなかった新潮カセットブック『R62号の発明』。

草野大悟、田島令子、中村伸郎、佐藤慶…と出演者のメンツを見てるだけで面白そう。東宝の常連さん達なので、未映画化に終わった『第四間氷期』を想像してみたりできる色々おいしいカセット。
でも中身はラジオドラマにしても大袈裟すぎる芝居と凡庸な音響効果でちょっとガッカリ。
作品と同じぐらいブッ飛んだ演出をして欲しかった。
中村伸郎さんの声は昭和30年代、邦画に出まくっていた頃と全然変わってなくて嬉しかった。

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