「有言実行三姉妹シュシュトリアン」第35・36話

第35話「怪奇! C型仮面」
雪子姉ちゃんのコスプレも笑えるが、あんまりおいしく弄られない荒木くんの不完全燃焼感がツボ。
見方によってはC型仮面を発狂させて終わり、にも見える。ひでーオチ。その後の家族団欒もどこか投げやり。
ことわざ解説するフライドチキン男の横のお母さんの嫌がりっぷりがリアルで笑える。

第36話「怪人・真実一郎」
山吹一家の息の合ったコンビネーションを堪能する回。こういう回観るとつくづく終了間近なのが惜しい。
「ジュリアナ行きたい!」と叫ぶ先生。時代だね。どうでもいいけど教室の外がやけに荒れてる。あんな悪天候なのに居残りさせたら親に怒られるだろう。
フライドチキン男に本音機を向ける花子のウサギ顔が可愛い。真実を語る雪子姉ちゃんは美しい。
前回とは対照的なパパとママの背中でエンディング。
次回予告のお遊びが可愛い。

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少年ビッグコミックス版「エスパー魔美」

F全集が刊行される前の十数年間、F作品の出版状況はとても寂しかった。読めるのはてんコミやコロコロ文庫に入ってる作品だけ。たまに新刊が出てもそれは既刊からのセレクトか装丁替えだけ。
そんな中で、『エスパー魔美』だけは文庫判とはいっても全話読める貴重な存在だった。もちろんF先生絶頂期の作品だから全話ハズレなし。
かといって、コロコロ文庫だけ揃えれば済むかと言えばそうもいかない。やっぱり単行本で集めたくなる。結局古本を集めることになるのは他のF作品と同じ。

しかも『魔美』は、集める愉しみも他の作品を上回る。例のマンガくんコミックス版と少年ビッグコミックス版の装丁違いのおかげ。
少年ビッグ版の6、7巻はそれなりの値段でネット古書店に出ていたのを買った。でもいちばん希少な8巻はヤフオクで300円だった。たまにこういうことがあるから古本集めは愉しい。

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例によって8巻の中身はマンガくんコミックス。少年ビッグ版の本体は存在するんだろうか。
F全集が出たからって単行本集めの愉しさは変わらない。

RIP. Gypie Mayo

こういう言い方もなんだが、ウィルコに関しては心の準備ができている。あとは力尽きるまで弾きまくってくれというだけだ。しかしジッピーが先に逝くとは…。

09年の「オイル・シティ・コンフィデンシャル」は最高のロキュメンタリーだったが、不満なのはウィルコ脱退後のバンドの扱いが小さいことだ。ウィルコ視点だとそうなるのかもしれないが、彼が抜けた後もフィールグッドは最高だった。

RIP.

増村保造「妻は告白する」「偽大学生」@早稲田松竹

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早稲田松竹にて、増村保造二本立て。
どちらも登場人物のバイタイリティが凄い。増村映画における普通のテンションは他の邦画なら振り切っちゃってるレベルのテンションである。

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「妻は告白する」
若尾文子は美しすぎるほど美しい。
あの状況で下にいるのが小沢栄太郎ならザイルを切らない方がおかしいだろう。もちろんそういう自明の理(?)すらも揺さぶってくるのが増村保造の増村保造たる所以。
有罪ならムショ行き、無罪でも夫殺しの事実は消えない。彼女が望むように川口とずっと一緒に暮らすとしたら誹謗中傷も社会的地位も無になるだろう。八方塞がりの状況で発狂しそうな彼女の演技は凄まじい。文字通り鬼気迫る演技。
なのだが、それでも若尾文子の愛が狂気の域まで達しているとはどうも思えない。川口浩のような当たり障りのない、常識的な、いわゆる日本映画的な人間と対比するからそう見えるだけじゃないだろうか。
ラスト、息を引き取ってからのシルエットが美しすぎて少し気味が悪いぐらいだ。
本作は小沢栄太郎のための一本でもある。
完璧なまでの憎まれ役。妻のことを「本当は可哀想だと思ってんだ」とふと洩らしたりするので一筋縄ではいかないのだが、そんなことはすぐ忘れてしまう程、殺されるべくして殺された人間を演じ切っている。

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「偽大学生]
オープニングクレジットで原作が大江健三郎と気付きオエーとなるが、これはヘヴィすぎる傑作。
その場の軽率な考えで嘘を重ねるとこうなるぞ、の見本みたいな映画で、そういう意味で身に沁みる。ただジェリー藤尾の場合は一概に軽率な判断ではなく、神経衰弱になるほど追い込まれて吐いてしまった嘘だから余計に悲惨だ。
とにかく歴史研究会の連中の言動に組織としてのリアリティがある。立場が上の船越英二や伊丹一三(インテリ役ハマり過ぎ)ほど危ない場面では上手くすり抜け逃げてしまう。悪い奴ほどよく眠る。
論理だけが肥大化して行動と分離していく。一番ナンセンスなのはお前らだよ、と言いたくなるのはいつの時代の学生運動も同じ。
最後割り切れないままの若尾文子も秀逸。個人的には中村伸郎の助演が嬉しかった。

Jungle Smile「流星スペクタクル」

12年ぶりのジャンスマの新曲。冷静に聴けるわけがない。

イクノフの「やわらぎ」に近いアコースティックなアレンジだけど、リズムの処理やシンセの使い方が吉田印。
そしてサビのハモリ!この時をずっと待っていたんだ。

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「有言実行三姉妹シュシュトリアン」第31・32話

第31話「山吹家・真夏の悪夢 – シュシュトリアン名場面集」
一年モノの東映特撮では夏場に総集編があると初めて知る。
オープニングが英語バージョン「Today Is The Day!」というのが変化球。エンディングが通常の「思いたったが吉日!」。
変態怪人総まくりで、順当な総集編といった印象。

第32話「山吹家の秘密」
敵はパンダ男。猫姫に操られる妖怪はなぜかくもキャラが弱いのだろうか。山吹家の面々に完全に喰われてる。今回はママが艶っぽい。「香水を変えたの」。
花子とパパが転校生状態で戦闘開始、そのまま変身してしまうのも意表をつく展開。娘達がシュシュトリアンと知っても全く動じないパパには、娘達を信じる父性と警察官としての責任感が感じられて良い。
そんなちょっとイイ話をブチ壊すフライドチキン男のキス。それが出来るなら正体がバレる心配なんてしなくていいんじゃないの。

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「ザ・スパイダース・アルバム No.1」

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スパイダースの名盤1st。GSというよりガレージ、ガレージというより正統派ブリティッシュ・ビートって言いたくなる素晴らしいアルバム。
発表が66年というのが凄い。イギリスの後追いではある。しかしアメリカより僅かだが先を行ってる。蜘蛛の巣のように張り巡らされたムッシュ他メンバーのアンテナの感度の良さに感嘆する。

このアルバムに関して昔から気になっていたことがある。自分が初めて買ったのは76年の再発盤LPなのだが、よくよく見るとジャケット写真がテイク違いなのだ。

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ムッシュとカッペちゃんを見ると違いが分かりやすい。上がオリジナルで、下が再発盤。

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ジャケ作り直すときに写真を間違えたんだろうか。ひょっとしたら有名な話なのかもしれないけど、一応upしてみた。

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