藤子・F・不二雄ミュージアム

開館から4年、ついに、あの、念願の、藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきた。
いくら混んでようがやっぱりもっと早く行けば良かった。

fmuseum

常設の原画を観ているだけでも全然飽きない。あのスペースだけで一日いられる。特にカラー原稿の発色の良さと、ほとんどホワイトを使っていない原稿の綺麗さ、繊細でまるっこいペンタッチは絶品。

F先生の仕事部屋も再現されていて、その上には大量の蔵書やレーザーディスクが展示されている。
ここで嬉しかったのが、荒木一成さんの『ダイノソア・スカルプチャー』があったこと。
F先生が恐竜好きなのはもちろん知ってるし、模型好きなのも知ってる。でも作中に出てくるのはミリタリー系の模型ばかりなので、あの本が目に飛び込んできたときは盲点を突かれたというか、そんな気がした。なによりも自分も同じ本を持っているので、それが嬉しかった。

もうひとつ嬉しかったのが、落語のカセットテープの品揃え。
志ん生師匠のものが多かったが、可楽師匠のものも意外とあった。演目が読み取れなかったのが残念。
F先生得意の省略を駆使した独特の「間」や「シラケ具合」は、落語の場面転換に由来しているとしか思えない。

beautifulgian
きれいなジャイアン。オブジェもいろいろあって楽しい。

開催中の企画展は、原画展「のび太の日本誕生と時空の旅」。
『日本誕生』とタイムトラベルを題材にした作品の原画がたくさん。『あいつのタイムマシン』とか『白亜荘二泊三日』は内容もうろ覚えなので読み直さないといけない。

企画展会場の出口に『少太陽』(さすがに複製)が展示されている。
嬉しいのは内容をiPadで読めること。読者の手紙や投稿マンガも自作していて、まさに「週刊のび太」の世界。
みうらじゅん先生の中学生時代のエッセイ集にも通じるフェチの仕事。
これも自分で似たようなことをやっていたので嬉しい。

F先生はどんなに忙しいときでも、日曜日には家族と遊ぶ時間を作るようにしていたのも有名な話。
パパとしての顔を見ることができる「せんせいのにちようび」コーナーで泣きそうになる。父娘ものをまとめて読みたくなった。
その後は「みんなのひろば」のガシャポン。

gashadorami
ドラえもんとドラミちゃんはベンダーマシンじゃなくて飾り。
「マスコットコレクション」の「4」と「5」から、ダブリは3つで欲しいものはコンプ。上々だと思う。

Fシアターは『コロ助のはじめてのおつかい』。
たぶん今の「ドラえもん」スタッフが作ってるんだと思う。
ギャグのセンスとか歌とか違和感だらけで、面白いかというと微妙だった。
でもコロちゃんも魔美もコンポコもオリジナルキャストだったのでそれだけでOK。
特に魔美とコンポコは出ることすら知らなかったので得した気分。
だいたい子供達は楽しんでたんだから問題ないのだ。

ミュージアムショップで買い物してからミュージアムカフェへ。
コロ助カルボナーラと、4周年記念メニューのドラえもんスフレアイスを頼む。

colosuke
コロ助カルボナーラ(もちろんコロッケ付き)。

konpokoudon
コンポコざるうどん(もちろんお稲荷さま付き)。

doraice
4周年記念 ドラえもんスフレアイス。

chinpui
4周年記念クッキー付きのチンプイパンケーキ。

lattes
4周年記念のラテアート。
この手のお店だと、味は置いといて…になりがちだけど、しっかり美味しかった。食べたいメニューがいろいろあったので、また行かないといけない。

F_stars
4周年記念グッズを優先することにして、悩みに悩んで欲しいものだけに絞ったグッズ(の一部)。

F先生とほんの少しでも同じ時代を生きられたこと、F先生の作品を楽しめることが本当に嬉しい。
先生、ありがとう。

「怪獣秘蔵写真集 造型師村瀬継蔵」

洋泉社から、中島春雄さん、川北紘一監督のものに続いて、今度は村瀬継蔵さんが撮り貯めていたスナップを集めた写真集。
もちろん発売日に買った。

murasephotobook

写真はすべて初公開のものらしい。造型中のバラゴンの背中とかほんの数枚を除いて、確かにほとんど見たことがない写真。
凄い。
キンゴジやバラゴンの写真は本当に見応えがあって、こういう本が出ると作者の個性よりスーツ再現に重点を置いてる原型師さんは嬉しくも大変だろうなぁと思う。

意外だったのはバランの写真が無いこと。村瀬さんといえばバランのトゲを作ったアイディアマン、のイメージなので。新人の頃は写真撮るどころじゃなかったのかもしれない。
ドゴラも少ない。でもリメイク版ドゴラ(!)はカッコイイ。本当にリメイクして一本作って欲しい。もちろんソフトビニールと水流で。

残念なのはページのレイアウト。肝心の造型物が見開きの真ん中に来ちゃって見づらいページが結構あってもったいない。
青いNG版キングギドラも、白いNG版北京原人も、かっこいいヨンガリの全身写真も、ギニョールに囲まれておどける村瀬さんの表情も、すべて見開きのど真ん中。正直言ってやっつけ仕事とすら感じる。
判型が大きくなったのは嬉しい。でもこの手の写真集はヨコ綴じのほうが、写真を比較的トリミングしないで活かせるので良いような気がする。
値段も上がるだろうけど、コアなファンしか買わないだろうし、個人的には全然構わない。

国会前

また国会前。
あからさまな過剰警備にうんざり。

150914a
結局なんのためにあるのか分からない鉄柵。怪我人が出てないのが不思議。危ないだけ。

150914b
警察の車両はずーっとアイドリングしてるから排気ガスが酷いし。以前は「警察も仕事でやってんだから」と思ってたが、ウソ誘導もあるし、こんなもん誰だって怒るよ。

150914c
あっちこっちから抗議が聴こえてくるので、ディレイ効果というか、サラウンドで「Free Jazz」聴いてるみたいな感じ。

それにしても、行くたびに絶望する。希望とかそういうものを感じる能力に決定的に欠けている。
ただ、やっぱり希望とか楽観は持っちゃいけないと思う。

新宿東宝ビルのゴジラ

新宿に行ったので、ゴジラに会いに。

Godcomingtotown5
さすがに存在感がある。

Godcomingtotown7
ほぼ真下。

ホテルグレイスリーの8階のテラスへ。

0906godzilla10
大きい。

0906godzilla7
新堂会長か権藤一佐の気持ち。でもこのヘッドは50mサイズらしいので、ギドゴジだとこの倍の大きさ。
最期に見る風景がこれなら悔いは残らないね。

0906godzilla4
ヘッドの台座には歴代ゴジラのレリーフがある。

54_1
初代ゴジラ。

54_2
議事堂の質感もいい。

54_3
レリーフはすべて安丸信行さんの造型。なので初代ゴジラといっても安丸タッチ。

84_1
84ゴジラ。サイボット寄りのフォルム。

84_2
安丸ゴジラそのものなので違和感がない。

92_1
バトゴジとモスラ。インファント島にありそうな雰囲気。

92_2
愛弟子でもあった小林知己さんのタッチを尊重した造型。日比谷のゴジラ像を思い出す。

ゴジラヘッドには感動する。
でも、もっと嬉しかったのがコレ。

150906lovegodzilla1
ホテルのロビーに飾られている、子供たちが描いたゴジラの絵。高さは2メートルぐらい。

150906lovegodzilla2
アートプロジェクト(みたいなもの?)の一環だそうな。

150906lovegodzilla3
150906lovegodzilla4150906lovegodzilla5
150906lovegodzilla6
オタクなんか無視していいから、子供が楽しめる映画にしてほしい。