Directorsound「Into The Night Blue」

暑い。眠れない。熱帯夜だ。

イギリスの宅録ミュージシャンの作品ということと、ジャケットに惹かれてなんとなくレンタルした1枚だが、今では夏の定番。

チープな音像への期待は心地よく裏切られ、50年代のエキゾ系LPやサウンドトラックを聴いているような気分になる。
マーティン・デニーをさらにトロッと煮込んだ感じ。
キャッチー過ぎず、アンビエントっぽく聴き流せるところも好き。

CD化されてるのは日本だけらしい。でもやっぱりこれはアナログ化して欲しいなぁ。

「東京ウォーカーCLASSIC 1990’s」

90年代の『Tokyo Walker』の記事を再録したムック。

幼少期の記憶で現実逃避しようと思って買ったのだが、なんか凄い。


91~93年頃の記事は、朧気に覚えてる言葉が出てきて面白いし、現実逃避できるものもちゃんとある。「湾岸」とか「晴海」とか「ザウス」とか。


ただ、記事のほとんどはもはやSF。
たかだか30年前の文化ってこんなんだったのかと。良く言えば豪華だが、恥ずかしい。
こんな文化に浸ってた連中から〈若いやつはもっとガツガツしろ〉なんて言葉を聞くことがよくあるわけで、そう考えるとムカつく。


96年以降は自分も10代だったので記憶も鮮明だ。
でもすでに厭世的な子供だったのでいい思い出がない。

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Wilko Johnson「Blow Your Mind」

ウィルコの新作は、前作『Going Back Home』やロジャーの新作と同じくデイヴ・エリンガのプロデュース。

(ジャケ最高!)

ウィルコみたいな人は金太郎飴なサウンドが持ち味だから、新境地みたいなものを求めても意味がないと思う。
実際1曲目の「Beauty」からお馴染みの曲調だ。

ただ、流石に一度余命宣告を受けただけあって、「Marijuana」なんかは闘病体験を経たからこその曲かもしれない。

これもロジャーのアルバムと同じくでかすぎる音圧がちょっと気になる。

Roger Daltrey「As Long As I Have You」

ロジャーの新譜は当然発売日に買った。

(ジャケは普通)

タイトル曲こそ一発で好きになったが、他の曲はそこまで印象に残らない。そんな感じもこれまでのアルバムと同じ。
でも、ロジャーのソロは聴き続けてるとある日突然好きになったりするので、繰り返して聴いてる。

ただ残念なのがマスタリング。音が明るすぎる気がする。コンプかけすぎじゃないだろうか。
一枚通して聴くと耳が疲れてくる。単に最近疲れてるからかもしれないけど。


ピートが7曲も参加してるのに、全然フーっぽくないのは流石。

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Pete Townshend「Who Came First – 45th Anniversary Expanded Edition」

『Who Came First』の45周年盤は、だいぶ迷ったけど買って良かったと思う。

もうこのアルバムだけで20枚弱持ってるし、音質は米DECCA盤が好きだから、それほどリマスターに興味も湧かないうえに、ボーナストラックもあまり新鮮味がないのだが、「Day Of Silence」のAlternative Versionが本当に良くて、これだけでお釣りがくるくらい。
ブックレット(読みにくいけど)も詳細だし、今後もこの形態でソロアルバムのリリースが続くなら楽しみ。

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ジャン=リュック・ゴダール「ワン・プラス・ワン」

ずっと後回しにしてた映画を暇つぶしに。

『ウイークエンド』とストーンズのレコーディング風景のコラージュ。
両方おいしいので当然映画は退屈なものなんかじゃなく気持ちよかった。

谷根千と竹久夢二美術館

天気が良かったので、前から行きたいと思ってた竹久夢二美術館へ、谷中からぶらぶらすることに。
↓本日の行程

まずは夕焼けだんだん手前の古本屋さん、信天翁。
窓から流れ込む外の賑わいも愉しいお店。いくつか欲しい本もあったけど、この後歩くことを考えて次の機会に回した。

谷中銀座を途中で折れて根津方面へ。
途中で見つけた可愛いお店。

風情のあるお店とか美味しそうなお店が多くて、歩いているだけでも楽しめる。

団子坂下の交差点から不忍通りを進む。

このへんも面白いお店が多い。住んでみたい町。

根津駅手前で右折して、美術館へ。
表裏一体になっている看板。



じつを言えば、夢二美術館の企画展が目当てだったので、弥生美術館のほうにはあんまり興味がなかった。
でもチケットは共通なので、もちろん観ることは観る。

〈セーラー服と女学生 ~イラストと服飾資料で解き明かす、その秘密~〉

セーラー服の可愛さみたいなものはわからないが、制服の変遷を追っていける展示は結構面白かった。可愛い絵も多かったし。

2階の渡り廊下から、夢二美術館の2階へ。
〈竹久夢二 暮らしを彩る小さな美 ―大正ロマンのかわいいデザイン―〉

夢二は美人画も好きだが、便箋とか雑誌用に描いた図案が好き。
いかにも大正〜昭和モダンな感じがツボ。
雑誌用に描かれたすごろくも可愛かった。
売店でクリアファイルとパタパタメモ、絵葉書を買って外へ。

美術館を出て暗闇坂を下る。
いい電線。

不忍池へ出る。ボート場はボートでいっぱい。


午後の風がすごく気持ちよかった。

弁天堂でムカエマを見繕ってから、上野公園へ。
谷中では見かけなかったけど、ここで猫さんを2匹見かけた。


ここに来るたびに、小さくなった池を見て寂しくなる。
科博の先を折れて鶯谷へ。上野公園と鶯谷駅の近さにちょっと驚いた。

ジャンスマ成人式を思い出しながら東京キネマ倶楽部の前を通って、言問通りを渡る。
鶯谷まで来た目的は、清澄白河から移転してきた古書ドリス。

ようやく来ることができた。
せっかくなので「らしい」本ということで『幻想文学 vol.39』を購入。安価だったので嬉しい。

その後、もう一度上野公園に戻って涼んだ。
今度は目的なしに「きちんと」ぶらぶらしてみよう。