ドストエフスキー「貧しき人びと」

『罪と罰』に比べれば1/50ぐらいの日数で読み終えた『貧しき人びと』。
読みやすいことはいいことだと、この場合は思う。

ドストエフスキーの台詞回しは真に迫りすぎているのかなんなのか、たまに笑ってしまう。
大仰な表現を使うなーと。本作は書簡のやり取りだから余計にそう感じるのかもしれない。


破滅しすぎ。

その割には残るものが少ない作品だった。
あっさりしすぎてるのかなあ。

ドストエフスキー「地下室の手記」

めちゃくちゃ面白かったのであっという間に読了。
今まで読まなかったことが悔しい。17〜20歳ぐらいの時期に読んでたら結構救われたかもしれないのに。

まず第一に、ぼくがいつも、周囲のだれよりも賢いのがいけない、ということになる。
(ぼくはいつも、自分は周囲のだれよりも賢いと考えてきた。そして、ときには、真に受けていただけるかどうか知らないが、それをうしろめたくさえ感じたものだ。少なくともぼくは、生涯、いつもどこかそっぽのほうを見ていて、人々の目をまともに見られたことがない)。