RIP. Anna Karina


海外の女優さんはほとんどわからないが、アンナ・カリーナは大好きな一人だった。
ゴダールとの一連の作品は永遠です。
安らかに。

石川淳「虚構について」 – 雑感

疲れた。

たれでも承知してゐる通り、ある藝術作品がどんなによいかといふことを、それにふれたことのない他人にことばで傳へることはむつかしい。(略)
しかし、ありやうは、ある藝術作品から受けた感動を再現するとは、そんな傳達とか限界とかに氣をつかつて、該作品のまはりをうろうろすることではない。逆に、そんな程度の振幅にとどまる感動しかあたへないやうな作品ならば、そもそも大したしろものではなかつたといへる。

石川淳「虚構について」より。至言だ。

ブログのためにグチャグチャと言葉を捏ねくりまわしていると、あらためて作品の感想を言葉にするのは難しいと感じる。
簡単に言葉に出来ないからこそ、面白いし何回も鑑賞したくなるのであって、言葉にすればするほど作品の印象が全部ウソになっていくようで空しくなってきた。

だいたいブログなんて後で読み返すために書いてるようなもんなんだから、そもそも書く必要が無い。
鑑賞日と簡単な印象だけメモしとけば充分だ。
もう嘘を書くのはやめよう。

祝JOC会長の竹田起訴

いちおう新年一発目だから、めでたいネタはないかと探していたら、こんなにおめでたいネタが飛び込んできた。

JOCの竹田会長が贈賄で起訴。めでたい。
国内ではろくすっぽ報道されてないが、ニッポンの皆さんには報道してあげても意味がわからないだろう。

電通や安倍周辺にもきちんと捜査が及んで、オリンピックが中止になりますように。
いや、中止じゃつまらないな。
世界中からバカにされボイコットされますように(^^)

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最後のジャニス

ジャニス本店の最終営業日。
やっぱり来てしまった。


いい天気。


↑整理券。


棚はさすがにスカスカだった。それでもこの豊作ぶり。


『直島ミュージックスタジオ作品集』が300円で買えるとは思わなんだ。

もう返却日を気にする必要もないので、ゆっくりちょっとずつ聴こうと思う。

ありがとう、ジャニス。
13年間お世話になりました。
たまにジャニス2を覗くからね。

ジャニス本店の閉店

正直なことを言うと、去年、本店が元ジャニス2の場所に移転したとき、その縮小された店舗を見て、「あとどれくらいもつかな」と思った。

金券バックやら宅配返却やら、サービスが充実しすぎてて、「これでやっていけるのか?」と不安に思ったことはそれまでにも何度かあった。
でも、あれだけ豊富な商品があれば簡単には潰れないだろうと思ってた。

それが、移転を機に商品数が激減(少なくとも自分にはそう思えた)。
「ちょっとマズくないか…」と不安な気持ちになった。
で、悪い予感は的中してしまい、今年の11月いっぱいで本店が閉店。
2号店は営業を続けるそうだが、寂しい。
ただでさえ神保町界隈はお店の移り変わりが激しいのに。


(↑これは9F時代の写真。宅録で作ったアルバムも置いてもらいました)

恥を晒すようだが、(1度目の)大学受験の際、水道橋にある某大学を選んだのは、「ジャニスに近いから」だった。
なにがきっかけでお店のことを知ったのかはもう覚えてないが、とにかく高校の頃から、尋常じゃない在庫数を揃えた上にレア盤も普通にレンタルしているというジャニスは憧れだった。
だから、大学に入学してからは、それこそ30枚40枚単位で借りに借りまくった。
(その頃は今の神保町シアターの向かいあたりに3号店もあったなぁ)

いまのiTunesの中身は半分以上ジャニスで借りたCDだと思う。
たぶん、自分の耳を半分ぐらい作ってくれたのはジャニスだと思う。

10月いっぱいの最後のレンタル期間には行けなかったので、せめてものお礼のつもりで閉店セールに行ってきた。
最初は正月レンタルのノリで、未聴のエレクトロニカやアンビエントを買いまくるつもりだったが、それこそキリがなくなってしまうので、〈ジャニスで借りてハマったアルバム〉に絞ってみた。


結果的にベタなものばかり買ってしまったが、ブルース・ハークやフェランテ&タイシャーが「ベタ」で済んでしまうところがジャニスの凄さだろう。


思い切って『風街図鑑』も買った。中古品は巷に溢れてても、ジャニスのシールが貼られたブツはこの世に一つしかない。



棚を思い出すのに必要だから、コーナーのシールは剥がさない。これ込みで価値がある。

とにかくありがとう、ジャニス。
…でもまだ買い足りない。あと2回ぐらいは覗いてしまいそうな予感。

エスニカンをめぐる冒険

冒険なんかしていない。コンビニで復刻版エスニカンを見て懐かしくなっただけだ。
懐かしくなったといっても、エスニカン発売当時は0歳だったので、エスニカンが懐かしいわけでもない。
オカシ屋ケン太こと泉麻人さんの『おやつストーリー』を思い出したのだ。
エスニカン、聞き覚えがある…あ、あの本だ。


『オリーブ』に連載されていた長寿コラムをまとめた一冊。
手軽に読める、どうってことのない一冊だが、個人的な思い入れがいろいろある、大切な一冊でもある。


エスニカンは、「ウマイけどエスニカンというよりメキシカン」で、「カラムーチョ」と大して変わらない、という評価。
それでも当時こういう切り口のポテチが珍しかったことは窺える。


だいぶ前に書いた文春文庫ビジュアル版のB級グルメシリーズの一冊、『世紀末大東京遊覧』にも、身近なものになり始めたエスニック料理が取り上げられている。このシリーズは何度読んでも愉しい。

今なら本格的なエスニック風味のポテチも作れるだろう。個人的には苦手なので期待もしない。

祝 東京オリンピック買収成功

なにひとつ明るいニュースが無い中で、久しぶりにおめでたいニュース。


guardianによれば、東京オリンピック招致のために日本がIOC幹部を買収した可能性が濃厚だそうで。
またひとつオリンピックに泥を塗ってくれた。招致委員会の皆さん、電通の皆さん、ありがとう。

こういう報道があると、「そんなのオリンピックでは当たり前」なんてことを言う人が必ずいるが、そんな人間に「感動のためなら多少国民の負担が増えても止むをえない」とか言われたくない。

確かにあなたの感受性なら、日常の中に面白いこととか、ちょっとした愉しみなんかを見つけるのは無理だろう。
SEとBGMで指示されないと笑うことも泣くことも出来ないだろう。
だから、感動を上から与えて頂きたい乞食根性はよくわかる。

でも、そんな人間と呼べるかどうか判らない生き物と一緒にされるほうは堪ったもんじゃないので、どうしても「がんばれニッポン」を叫びたいなら乞食同士カンパでもして勝手にやってほしい。

これ以上くだらない騒ぎのために無駄な金を払わせないでほしい。
東京をくだらない理由で壊さないでほしい。

万が一クリーンな招致だったとしても開催は絶対許さないし、そもそも袖の下を受け取るような連中だからIOCとかいうのもクズの集まりなんだろう。
もちろん、後になって「知らなかった」で済ますだろう大多数の日本人がクズなのは言うまでもない。

とりあえず今回は真っ黒ということで実におめでたい。
日本晴れ。

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