タルコフスキー「鏡」「惑星ソラリス」@早稲田松竹

早稲田松竹。タルコフスキーの睡眠導入二本立て。
2本とも映像が綺麗で、映画というより映像詩の感覚。

「鏡」のストーリーはあってないようなもの(というかよく分からなかっただけ)だがイメージは豊潤だ。水や火の音とフィルム傷がマッチしてた。
「ベルリン 天使の詩」と少し印象が重なる。ところどころ佐々木昭一郎を思いだしたり。

「惑星ソラリス」の詩的な感覚はレムの原作よりブラッドベリを連想させる。
未来都市を表した首都高のシーンが好きだ。編集と音響だけで結構それっぽく見せている。ああいうのがセンスなんだろう。派手な特撮は使わなくても充分SFは作れるという見本。
ただ、「凡百のSF映画とは違って」みたいに評されることが多くて、凡百のSF映画も好きな自分としては気分が良くないのだが。

一番凄いと思うのは音響のセンスと女優2人の存在感かな。